患者様について
20代男性の患者A様は、職業は非公開ですが、ご自身の姿勢の歪み、特に猫背や首が前に出ていること、骨盤の傾き、左右の肩の高さの違いを気にされていました。 半年前からほぼ毎日、肩のだるさと腰の不調を感じており、症状は重い感じ、だるい感じ、ズキズキする、動かすとゴリゴリ・ポキポキ鳴ると表現されていました。 つらさの程度は3~5(少し気になる程度)で、午前中や午後に感じることが多いとのことでした。
初診時の状態と分析
詳細な問診から、患者A様は猫背、首の突出、首の傾き、骨盤の傾きや歪み、肩の高さの左右差を自覚されており、反り腰の傾向も感じていらっしゃいました。 お仕事は立ち仕事や体を動かす作業が多く、前かがみになる動作や特定の動作の繰り返しが多いとのことでした。 日常生活では、スマホやパソコンの長時間操作、うつ伏せや横向きでの睡眠、足を組む癖、片方の重心に偏りがちな立ち方をされていることが分かりました。
肩のだるさや腰の不調は、前かがみになった時、体をひねった時、重い物を持った時、寝起き、疲れている時に強く感じ、特に長く立ち続けることで腰のつらさが増す傾向がありました。 ご自身では、猫背や首の突出が肩のだるさに、骨盤の傾きや歪みが腰の不調に、肩の高さの左右差が肩のだるさに繋がっていると感じていらっしゃいました。
施術方針と実際のアプローチ
- 骨盤・姿勢の調整: 猫背、首の突出、骨盤の傾き、反り腰といった姿勢の歪みを改善するため、骨盤を中心に全身のバランスを整える手技療法を行いました。
- 肩甲骨周囲のケア: 肩のだるさや左右の肩の高さの違いに対し、肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性を高め、正しい位置に導くためのアプローチを行いました。
- 左右のバランス調整: 日常生活での左右の偏りが原因で生じている筋肉のアンバランスを調整するため、左右差のある筋肉に対して重点的にアプローチを行いました。
- 動作時の負担軽減: 前かがみになる作業や重い物を持つ際の体の使い方についてアドバイスを交えながら、バランスの改善を図りました。
経過と結果
数回の施術とご自宅でのセルフケアを継続していただいた結果、長時間の立ち仕事における腰のつらさが軽減され、肩のだるさを感じる頻度も減少しました。 猫背や首の突出といった姿勢に対する意識が変わり、つらさの程度も改善傾向となりました。
担当者からのアドバイス・今後のセルフケア
- 立ち姿勢の意識: 立ち仕事の際は、重心が片方に偏らないよう意識的に左右均等に体重をかけましょう。
- 作業姿勢の見直し: 前かがみになる作業や重い物を持つ際は、股関節や膝を上手に使い体全体で負担を分散させてください。
- スマホ・PC使用時の姿勢: 目線を高く保ち、首が前に出ないよう意識してください。
- 継続的なストレッチ: 肩甲骨周りや股関節のストレッチを毎日少しずつ継続しましょう。